「今日の朝ごはんは何を食べたかな?」
私は小学生の頃、朝礼で先生がみんなに問いかけていたのを思い出します。
一日三食バランス良く!が健康のモットーだったのは、ついこの間の話ですよね?
しかし、最近多くのメディアや書籍では「1日1食」が話題となり、ダイエットにも向いていると人気を呼び始めています。
いったいぜんたいどんなダイエットなのか?
体には本当に悪くないのか?
どんな方法なのか?
今回はそんな、1日1食ダイエットについてご紹介します!
1日1食ダイエットとは…?
近年1日3食ではカロリーは多いのにも関わらず栄養が足りていないと、危惧されています。
体に脂肪はつくのに、健康的ではないということです。
ある動物実験では、食事を4割減らした方が1.5倍も寿命が長かったなんて結果もあったり…。
もちろん、人間にそのまま当てはめるのは疑問も残りますが、飽食の時代食べ過ぎの状態にあるのは納得がいきますね。
1日1食ダイエットでは名前の通り一日に1食だけをとり、他の2食は食べないで過ごすというものです。
1日に2~3食が当たり前になっている私には、想像がつきませんでした。笑
また、大切な1食をお昼に食べる人と夜に食べる人、二つに別れているようですね。
書籍を読んでみたところ、夜を推奨しているようですが大きな理由として、「日中は空腹の方が集中力が増す」「夜は付き合いが多い」など、現代の流れを読んでのこと。
ライフスタイルは人それぞれですので、昼か夜は自分にとって続けやすい時間を選んで下さいね。
1日1食ダイエット
- 昼か夜にご飯を食べる
- 水分補給はしっかりとする
- 間食はOK
- 炭水化物(糖質)、たんぱく質、脂質、ビタミン、ミネラルをバランス良く食べる
このルールが基本です。
意外にも間食はOKなんです!
ナッツやチーズ、さきいかやビーフジャーキーなど歯応えと満足感の多いおつまみ系がおすすめです。
また食事が少なくなる分、水分摂取量も自然と減っています。
代謝にも水分はとても重要であり、また便通にも関係してきます。
水分補給は忘れずにしてくださいね。
そして一番大切なのが、食事の内容です。
1日1食しかとらない分、栄養バランスには気を配ってください。
丼物で終わらさずに定食にする、パスタ一品ではなく副菜も付けるなど、意識するだけで大きく変わってきます。
また、1食はしっかりと食べる事が出来ますが「食べ過ぎ」になってはいけません。
内臓にも負担がかかる上に、太ってしまいやすくなりますよ。
1日1食メリット
- 便秘改善
- アンチエイジング
- ダイエット効果
- 病気の予防≒免疫力のアップ
- 集中力のアップ≒仕事などの効率アップ
- 食費が減る
1日1食ということは、間食がありつつもプチ断食状態になると言うことです。
体は自然と溜まった毒素の解毒&排泄状態が続くので、肌質が良くなったり便秘が治ったりと嬉しい効果を体感することができます。
さらに、人は空腹状態が続くと体を危険にさらさないために成長ホルモンや免疫ホルモンが分泌されます。
この状態を上手に過ごすことで、より健康的になることができるのです。
また病気を発症する原因の一つに、体に有害物質が溜まっていることによる炎症の可能性があげられているのをご存知ですか?
1日1食を続けることにより、デトックスが進むと免疫力を上げることにも繋がるのです。
さらに、肥満ぎみだった方はダイエット効果が生活習慣病予防にもなります。
1日1食デメリット
- ボーッとして集中できない
- フラフラする
- 便秘になる
- 間違うと太ってしまう!?
- 筋肉が落ちやすい
- お付き合いなどに制限が出てくる
1食の栄養が偏ってしまうと、代謝が下がってしまい太りやすくなります。
また寝る直前に食べてしまうと、いくら1食といえども消費しきれずに脂肪になってしまうのは目に見えていますね。
もしそれがラーメンなど高カロリーのものなら尚更です。
逆に1食が少なすぎるとエネルギー不足、栄養不足どちらも招いてしまいます。
倦怠感か強く、頭の回転も鈍くなってしまうので求めていた効果と真逆の結果になりますね。
さらには、食物繊維や水分が不足すると腸にある便が排出されずに腸内環境が悪くなるなんてことも!
デトックスしたいにも関わらず、腸内に溜まった便から毒素が排出されるので便秘だけではなく肌荒れ問題にも。
急に食事を1食に減らしてしまうのも、失敗する原因の一つです。
今まで3食食べていた人は2食から、2食食べていた人は野菜ジュースやスープなどを置き換えることから始めて、少しずつ一食のスタイルに移行していきましょう。
間違った方法では、上記の様な体調不良や体重増加を引き起こしてしまいます。
まずは始める前に、食事内容や生活習慣を見直すことが大切なようですね。
おすすめ期間
一生はちょっと…なんて方は多いはずです。1日1食にしたはいいものの、いつまですればいいの?
もちろん1日1食を何十年と続けている方もいますが、ダイエット目的であればそこまでの期間は必要ありません。
まずは、一ヶ月続けてみてください。
半年続けていた方も、一番体重に変化が出たのは始めの一ヶ月のよう。
もちろんすぐに元の食事に戻すとリバウンドの可能性があるので、ゆっくりと食事の回数を増やし、一食の量は少な目にバランス良くとってください。
また、内臓を休めたりデトックスなどの健康目的で取り組むには、3~4ヶ月に一回継続することで少しずつ体質に変化が出てきますよ。
その時にも1日1食を始める前に、食事の量を少しずつ減らしていく準備期間を毎回とりましょう!
まとめ
- 昼か夜だけしっかりと食べる、1日1食
- 間食はOK
- 水分補給と食物繊維はしっかりと
- アンチエイジングやダイエット効果有り
- 極端な食事内容、量では太ってしまう
- 寝る四時間前には食べ終わるのがベスト
- 少しずつ食事を減らしていく
- 一ヶ月取り組んでみよう!
- バランスの良い食事が何よりも大事
- 体質に合わない人も…無理は禁物
どんなダイエット方法にも合う合わないがありますよね?
もちろん1日1食ダイエットも例外ではありません。
違和感(空腹ではない)や、体に倦怠感を感じたときは無理をせず中断してください。
一度やり方を振り返り、調整をし直すか別の方法を探してみてくださいね。
1日1食は何よりも健康的な生活を送るための方法です!
楽しく、無理なく続けていきたいですね。
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夕食のみ1日1食をしたいが昼食時間(みんなから昼食食べないと経済が回らない)ストレス発生。仕事を午前と午後のダブルワークにすると一気に解決。しかし給料は激減。日本から昼食廃止しないと現実問題で夕食のみ1日1食はできない。誰か昼食廃止してよ。
メッセージありがとうございます。
確かに周囲の環境によって昼食を抜くことが異端扱いされる、ということはあるかもしれません。
実際私も当初昼食を抜くようにしたところ周囲から色々言われました。
が、気にせず続けていたら2週間もしないうちに周囲も慣れ、何も言われなくなりました。
現在では昼食を食べていますが、食生活が乱れたときなどは抜くことも間々あります。
あまり気にされていませんね(汗)
結局は最初に勇気を踏み切り、少しの間ストレスを耐えればそれが日常になっていくと思われます。
あまり周囲を気にしてストレスを溜め込む必要はないと思いますよ☆
1人の昼食取る取らないによる経済効果なんて塵みたいなものですしね♪